ウィキペたんフィギュア発売決定!!

2010年4月1日 10:43 記事への反応48 Twitterでつぶやく このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ! 印刷


洋書専門蔵書館(会員制)に飾られた宣伝用巨大フィギュア。デザインは販売品と異なる。展示は5月10日まで(東京都港区)

 
  「萌え擬人化シリーズ」の第14弾は「Wikipedia」から
 OSたん、コンビニたんなどで知られる「メルファクトリー」の人気シリーズ「萌え擬人化フィギュア」の第14弾として、オンライン百科事典「ウィキペディア」のマスコット「ウィキペたん」の発売が決定した。予約は同社の専用サイトで4月10日から受け付ける。価格は620円(税込)。PVC塗装済み完成品、全高約120mm。

  原型製作はハロルド!「ウィキピードの要素も取り入れたかった」
 原型は、ワンダーフェスティバル公式レーベル「ワンダーショウケース」の第128期生に選出された新進気鋭の原型師ハロルド・J・ササキ氏。サンフランシスコ在住のハロルド氏は、キャラクターものに独自のアレンジを加えることを得意とする。今回の製作にあたっても髪にアレンジを施した。そのコンセプトについて「この仕事をもらってまず思い浮かんだのは、Wikipediaの公式マスコットであるウィキピードのことだね。ボクはね、ウィキペたんにウィキピードの要素を取り入れたかったんだ。テーマは融合さ」とハロルド氏。「どちらのファンにも喜んでもらえる形に仕上がったと思っているよ」と自信を覗かせた。

  恒例の巨大サイズの宣伝用モデルは図書館に!?
 擬人化前の対象物と馴染みの深い場所に展示される、萌え擬人化シリーズ恒例の巨大サイズの宣伝用モデル(非売品)は今回も健在だ。「メルファクトリー」の担当者によると、百科事典のマスコットということで当初は図書館での展示を考えていたそうだが、公共図書館から軒並み断られ「今年3月にオープンしたばかりの私設の洋書専門の蔵書館になんとかお願いできました」とのこと。図書の閲覧は会員制だが、フィギュアが展示されている入り口までは無料で立ち入りできる。写真撮影も可能。展示は来月10日まで。


※写真は試作品でありき実際の商品と異なる場合があります。

 ウィキピードを連想させるやや碧味を増した髪色と巻髪はハロルド氏のアレンジ。付属パーツである胸のシンボルマークは、「ワィ」と「ウィ」の二種類が用意されている。「当初は“ワィ”のみを用意していました。しかし“ウィ”の要望が予想外に多くまた近々ロゴの変更があるとのうわさもあったため固定形ではなく付属パーツとし、購入したユーザに選んで取り付けてもらう形式を採用しました」と「メルファクトリー」広報担当。さあ、あなたはどちらを選ぶ?




 恒例の展示用巨大フィギュア。図書館の案内役をイメージして、司書のシンボルマークである白袖にアレンジされている。


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